銀山川に沿って栄えていた大森町を歩きました。
2007年、
世界遺産に登録されるまでは、
ひっそりとしていたであろうこの山間の里は、
幕府の天領だった一帯、
当時20万人もの人々が生活していたそうです。
古民家の軒先にはさりげなく花が飾られ、
縁側には古い生活用具が飾られ、
商家と武家屋敷が混在する街は、
独特の雰囲気を醸し出していました。。。
16世紀、
世界で流通した銀の三分の一が日本で、
この石見銀山で産出されていたそうです。
今回の旅では行けませんでしたが、
銀山地区には、
間歩(まぶ)と呼ばれている坑道跡が、
今も当時のまま残されています。
付近には、寺や石仏がいたるところにあって
過ぎ去りし歴史を物語っているようでもありました。。。
羅漢(らかん)寺石窟五百羅漢・・・
採掘時、多くの人々がその病で倒れました。
銀山で働いて亡くなった人々を供養したという
501体の羅漢像、
人間の喜怒哀楽、
すべての表情があるそうです。
続きます・・・